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環境への取り組み

段ボールはリサイクルの優等生

段ボールはそのほとんどが故紙(古紙)を利用して作られているため、リサイクルの優等生といえます。段ボールなどの「板紙」分野では故紙利用率が90%以上に達しており、「紙」分野と比較してみると故紙利用率の高さがよく分かります。また、段ボールは回収率も非常に高く、ほぼ回収されています。

【資料】(財)古紙再生促進センター 紙リサイクル統計グラフより

故紙の利用率(紙・板紙)

段ボール・茶模造紙の回収率

段ボール故紙の再利用

故紙は一度でも使用された紙のことをいい、品種により再生用途は異なりますが、段ボール故紙に関しては90%以上が段ボール原紙へと再利用されます。リサイクルの主体である段ボール故紙は現在のように高い回収率と利用率の状況の下では数ヵ月前後で生産・消費・回収・再生の循環が行われています。
紙は3〜5回もリサイクルすると再生紙の強度が大きく低下するといわれていますが、紙力増強剤の投与や設備改善により強度を維持できるようになり、数十回もリサイクルされている繊維が含まれていると推測されます。

紙のリサイクル

段ボールから段ボールへのリサイクル

リサイクル写真

段ボールのリサイクル推進シンボル

国際段ボール協会が定めた(2000年6月制定)国際的に共通な段ボールのリサイクル・シンボルで、世界の段ボール産業が協力して段ボールのリサイクルを推進するものです。日本では、シンボルの周辺に“段ボールはリサイクル”と併記して運用しています。

段ボールのリサイクルシンボル

段ボールの国際リサイクル・シンボルを、資源有効利用促進法における識別表示、すなわち、物品とともに消費者の手元に渡る段ボール製容器包装の『識別表示』に使用する場合は、シンボルを構成する文字を「段ボール」のみに省略します。識別表示を行う段ボールは、容器包装リサイクル法の運用において段ボールと定義されたものです。

段ボールのリサイクルシンボル省略型

環境に配慮した設計活動

段ボール自体がすでに高いリサイクル性能を有しており環境に優しい製品でありますが、日本紙工業では製品開発及び設計段階において「環境への配慮項目」を定め、それを十分考慮した上で設計構想、設計考案を行っています。

環境への配慮項目

■素材が全て紙でできた『段ボールベッド』

全てが紙から作られており、材料の単一素材化を実現した製品です。本体は組み立て式のため容積も少なく軽重量であり、普通ゴミと して処理できるため引越しの際に便利で、特に学生さんや単身赴任の方にご愛用いただいております。

素材が全て紙でできた段ボールベッド

■カーバッテリー用ケースの開発

カーバッテリーは上面に接続端子があるため、箱に入れたときに上面に大きな空間が生じ、箱が潰れやすくなります。それを防止するため上面に天パットを入れ外部からの力を受ける方法が採られていましたが、天パットのコスト上昇および包装作業性が低下するという問題点がありました。そこで、顧客先との共同開発により段ボールの内フラップを折り曲げる形状に変更し、天パットなしでも耐圧強度を強く保つことができ、フラップが箱と一体になっているため包装作業性の向上も実現しました。

カーバッテリー用包装箱

■環境配慮型『受止緩衝剤』の開発

液晶偏光板の受止緩衝剤として、従来は発泡スチロール緩衝剤を使用していましたが、段ボール部品で緩衝剤を作成することにより素材の単一化を実現させ、容易にリサイクル可能としました。
また、その形状においても打ち抜き加工でのシートロス率を考慮し、ロスの発生をごくわずかに抑えて製造しています。

受止緩衝剤

水質汚濁防止への取り組み

水は循環しているため、工場で汚された水は処理を行う必要があります。湖西工場では2次処理で活性汚泥方式の排水処理設備を導入し、1次処理にて段ボール工場から発生するSS分(懸濁物質)を含有した排水を回分式凝集沈殿分離方式によって除去し、2次処理で活性汚泥法による生物処理を行っています。
活性汚泥とは汚水を浄化する機能のある微生物のことです。多種類の好気性微生物をばっ気(空気を送り酸素を供給すること)し活性化させて、汚水を二酸化炭素と水に分解することで浄化します。

水質汚濁防止への取り組み

大気汚染防止への取組み

各工場に設置されているボイラーの排ガス測定を定期的に行っており、ばいじん・硫黄酸化物・窒素酸化物の測定値は大気汚染防止法による排出基準を遵守しています。
また、2001年1月の「ダイオキシン類対策特別措置法(ダイオキシン法)」の施行にともない、2000年12月に全工場において焼却炉の撤去を実施しました。

粉塵の飛散防止改善による環境美化

湖西工場ではベイラー(故紙処理装置)で段ボール故紙をプレスする際に、発生する紙粉がベイラー室内及び外壁・境界線の植木などに舞い飛んでいました。
そこで新たにサイクロン集塵装置を設置し、発生した紙粉を装置内のフィルターに吸着させ、ポリ袋に収納することで紙粉の屋外流出をなくし環境美化への自主的改善を図りました。

サイクロン集塵装置

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